留学やワーホリに行くことを決意するも、帰国後の就職が心配という方は多いのではないでしょうか?
帰国後に英語を活かして仕事をしようと考えた時に、採用側に分かりやすくアピールできるツールが英語資格です。
ただ、英語資格と言ってもたくさんの種類があるので、どれを選んだらよいか分かりませんよね( ;∀;)
そこで、この記事では世界で評価される英語資格を3つに絞ってご紹介します。TOIECと今回紹介する3つを基準にして、あなたにピッタリの資格を見つけて下さい☆
TOEICが重視されるのは日本だけ!?
日本の就職活動よく使用されているTOEICですが、実は海外では一般的でありません。
そして、グローバル化が進む中で、日本においてビジネス英語力の評価によく使用されるTOEICの重要度は落ちてきています。まだまだTOEICの結果を重視している会社は多いですが、リスニングとライティングがメインのTOEICではその人の英語力が実用に足るものか証明ができないのです。
そこでTOEIC以外にも評価されやすい英語資格を保有しておくことで、他の人との差別化ができ、就職活動でも一目置かれる存在となるでしょう。
それでは本題の英語資格3選を見ていきます(^^♪
今回ご紹介する英語資格はこちらの3つです↓
○IELTS(アイエルツ)
○Cambridge Examination(ケンブリッジ英語検定)
○TOEFL(トーフル)
IELTS(アイエルツ)
IELTSは「読む」「聞く」「書く」「話す」の4能力検定です。
近年注目度が高まっている英語資格で、外資系企業でもTOEICよりもIELTSを重視する場合があります。
「General Training(ジェネラル)」と「Academic(アカデミック)」の2種類に分かれており、永住権取得を目指すならジェネラル、海外での就職や進学を目指すならアカデミックを受験します。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド等のイギリス英語圏と、アメリカやカナダの一部で採用されており、実践的な英語を使える証明となります。
試験は紙と鉛筆を使用するペーパー式です。トータル9.0点で、各項目ごとに0.5点が割り当てられています。5~6点でTOEIC750~800点レベルに相当します。英語を使った仕事を想定するのであれば、5点以上は欲しいところです。
日本でも受験可能ですので、詳しくは日本英語検定協会HPをご覧ください↓
日本英語検定協会HP
Cambridge Examination(ケンブリッジ英語検定)
ケンブリッジ英語検定は、世界最高峰の英語検定と呼ばれています。
ケンブリッジ英語検定は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4能力検定ですが、これに加えて英語の使い方に重点を置いた問題(Use of English)も出題されます。
レベルは5段階に分かれています(KET/PET/FCE/CAE/CPE)。就職に活用するためにはFCE以上(TOEIC750~800点レベル)は持っておきたいところです。
TOEICやIELTSの試験では、スコア取得から2年間という有効期限がありますが、ケンブリッジ英語検定は期限がありません。
せっかく取得した資格なのに、有効期限が切れて就活に使えない…なんて事態にならなくて良いのも嬉しい点ですね(^^♪
より詳しく知りたい方は日本ケンブリッジ英語機構HPをご確認ください↓
日本ケンブリッジ英語機構HP
TOEFL(トーフル)
TOEFLはアメリカ発祥の語学資格で、IELTSと同様に「読む」「聞く」「書く」「話す」の4能力検定です。
30ヵ国以上の国々で採用されており、特にアメリカでの就職や進学に有利です。
一方で、コンピュータ受験が可能という形式上、カンニングや本人以外が受験するといった不正が増え、現在はその地位をIELTSに奪われつつありますΣ(・ω・ノ)ノ
個人で申し込む場合は「TOEFL iBT」、団体で申し込む場合は「TOEFL ITP」を受験します。
TOEFL iBTは4セクションあり、各セクション30点満点の120点満点です。一方、TOEFL ITPはLevel1とLevel2に分かれており、一般的に使用されるLevel1は677点満点(なんとも微妙な点数ですが)、少し難易度が低めのLevel2は500点満点のテストです。
より詳しく知りたい方はTOEFLテスト日本事務局HPをご確認ください↓
TOEFL ITPテストとは | TOEFL ITPテスト(団体向けTOEFLテスト) | TOEFLテスト日本事務局 (toefl-ibt.jp)
TOIFLテスト日本事務局
目的に応じた資格取得を目指そう!
英語資格は今回紹介した以外にもたくさんの種類があります。
ビジネス系の英語資格であればBECやLinguaskill Business、英語教育関係であればTESOL、TECSOL、J-SHINEといったものがあります。
渡航の目的と英語資格を定めておくことで、自分のやることがはっきりします。
渡航の目的から逆算して、ご自身に合った資格に挑戦してみましょう!
例1)帰国後は外資系企業で働きたい → IELTS、ケンブリッジ英検(ビジネス系)
例2)アメリカの企業で働きたい → TOEFL(ビジネス系)
例3)日本や海外で英語の先生になりたい → TESOL、TECSOL、J-SHINE(教育系)
まとめ
英語資格の取得は、海外でのあなたの頑張りを客観的に表すのに便利です。
語学学校によっては「ケンブリッジ英語検定 3ヶ月コース」のように資格取得に特化したカリキュラムを準備しています。語学学校を選ぶ際には、どの資格取得に力を入れている学校であるかを必ず確認するようにしましょう。
ゆとり夫婦は準備段階ですが、渡航先でケンブリッジ英語検定のFCEを取得して帰国することを目標にしています。なので、ケンブリッジ英検の取得に強い(実績のある)語学学校を選ぶ予定です。
重視される資格は国や職業によって異なりますが、留学やワーホリで「特別な経験」と「英語資格」を得て帰国することで、あなたの市場価値は格段に上がります。
留学やワーホリ後の人生をより豊かなものにするために、コツコツと今できることを積み上げましょう(´▽`*)
今日はここまで。だんだん♪
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