楽しく英語を学ぶ方法としてよく取り入れられているのが英語字幕で映画を見ることです。
特にアニメ映画は英語表現が分かりやすいので、英語初心者にオススメです(^^♪
おもしろい映画を見ながら英語を学べるなら一石二鳥ですよね!
最近見た作品でおもしろかったのが『ボス・ベイビー』。
赤ちゃんがボスという設定がとってもシュールでスピーディな展開に引き込まれました♪
項目 | 評価 |
---|---|
英語の分かりやすさ | |
ストーリーの面白さ | |
オリジナリティ | |
総合 |
「ボス・ベイビー」について
『ボス・ベイビー』(The Boss Baby)は、2017年にアメリカで公開され、ドリームワークス・アニメーションで日本歴代興行収入No.1を記録した大ヒット作。
原作は2010年に発表された絵本『あかちゃん社長がやってきた(作:マーラ・フレイジー)』というアニメーション映画です。
監督は『マダガスカル』や『メガマインド』を手掛けたトム・マクグラス。
出身はアメリカ合衆国ワシントン州で、ワシントン大学で工業デザインを学び、カリフォルニア芸術大学を卒業しています。トムは声優として活動の幅を広げ、アニメーターや原案者としても活躍しています。
あらすじ(ネタバレを含みます)
ティムは両親の愛情を受けて育った男の子。
そんなティムの弟として、スーツ姿の赤ちゃんがやってきました。
両親は弟の世話と仕事で大忙しで、ティムに構う時間はほとんどなくなってしまいます。
ティムは両親の愛情を横取りされた悔しさから、弟に不信感を募らせます。
そんなある夜、ティムは弟の部屋から不審な声がするのに気づきます。
そこで目撃したのは、まだ会話できるはずのない弟が流暢にビジネスの話をしている姿でした。
その弟はボス・ベイビーと名乗り、見た目は赤ん坊ですが中身は完全におじさんでした。
ボス・ベイビーの正体は『ベイビー株式会社』のライバル『ワンワン株式会社』の新商品を探るべく派遣されたスパイだったのです。
ボス・ベイビーは任務を達成して出世したいと考えており、ティムはボス・ベイビーが早く任務を終えて会社に帰ることを望んでいました。
ティムとボス・ベイビーの利害が一致し、2人は協力して任務に臨むことになります。
2人は『ワンワン株式会社』の企みを阻止し、ボス・ベイビーは会社に戻って出世しますが、ティムとの別れを寂しく思っていました。
ティムも同様でボス・ベイビーに対し、「弟にならないか」というスカウトの手紙を出しました。
ボス・ベイビーはこの申し出を受け、出世を捨てティムの弟になりました。
見どころ
映画の冒頭はボス・ベイビーの早口なビジネス英語が多く、聞き取りが難しいです。
しかし、後半になってくると、ティムとボス・ベイビーの絆が深まってきて、人間的な温かみが出てきます。それに伴ってゆっくり感情を込めたセリフが多くなってきたので、後半の方が聞き取りやすい英語となっていました。
ティムとボス・ベイビーがユージーンに追われながら空港へ急ぐ場面はステイシー、ジンボ、三つ子の活躍が光り、困難を切り抜けていくスピーディな展開に引き込まれました。
他にも、作中に登場する電話がトイ・ストーリー3に登場しているチャターフォンだったりと、ディズニーの世界とも繋がっていると思わせてくれる設定にワクワクしました(※ドリームワークスとディズニーは別会社です)。
注目の英語表現
ティム:「You did it.」
ボス・ベイビー:「No, we did it.」
2人が協力して任務を達成し、別れの時に発したセリフです。
「お前がいたから任務を達成できた」という感謝と敬意が込められた、2人の絆が深まったことを象徴する一言でした。
単純な英語ですが、とても素敵な言葉だと思ったので、ピックアップしました。
人間が1人でできることは限られています。だからこそ、人は会社という組織を作り、協力して仕事をします。
一緒に仕事をする仲間の大切さを再認識できました。
最後に
『ボス・ベイビー』は英語を楽しく学びたい人にとって、良い教材になり得ます。
今回は日本語字幕で見てみましたが、次は英語字幕にチャレンジしてみようと思います。
英語学習の方法に正解はありません。
「好きこそものの上手なれ」と言うように、まずは英語が好きになれるような学習方法を選択してやってみます。
今日はここまで。だんだん♪
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