メティスの積立投資はあり?オフショア投資を実践中のゆとり夫婦が解説します!

オフショア投資について調べていると出てくるのが「メティス」と「ロイヤルロンドン(RL360°)」という言葉。

どちらも海外の保険・投資会社ですが、ゆとり夫婦はメティスで積立投資を行っています。

今回はメティスでの海外投資はありなのか?という問いに対して、メティスでオフショア投資を実践しているゆとり夫婦の目線から回答します。

結論から言うと、以下の3つを満たしている場合のみ、メティスでの投資はありです。

✔ すでにある程度の投資に回せる資金が貯まっている

✔ 契約内容を十分に理解したうえで投資を始める

✔ 継続力があり、一度始めたら途中解約はしない

目次

メティスとは

メティス グローバルグループ(メティス)はアジア圏で信託事業を展開する、金融グループです。

子会社にメティス グローバル リミテッド(メティスHK)を持ち、シンガポール、香港、クックアイランドで事業を展開しています。

メティスでは保険商品だけでなく、投資信託も扱っており、IFA(代理店)にはアテナベストが入っています。

家電量販店で例えると、メティスは商品を提供するメーカー(Panasonicや日立)であり、アテナベストは販売店(ヤマダ電機やエディオン)です。

よくオフショア投資は詐欺が多いという話を聞きますが、メティス自体が悪徳業者なのではありません。

メティスが提供するサービスの内容を知ると、しっかりした投資商品であることがわかります。

例えば、預けたお金の保守・管理を担当しているのはDBS銀行です。DBS銀行はシンガポールにあり、アジアでの格付けが最も高い銀行です。

加えて、監査には4大監査法人の1つであるKPMGが入っており、預けたお金がちゃんと分別管理されているかを監視してくれています。

お金を守ってくれるのがDBS銀行とKPMGというだけでもとても心強いですよね。

ただし、日本で海外投資の営業活動を行う代理店では詐欺まがいの商品を売りつけることが多くあるので油断は禁物です。

オフショア投資をなんとなく怖いものだと思っている人は、メティスという販売元が質の悪い商品を提供しているのではなく、その末端業者が私利私欲のために詐欺行為を行っているという構造を知っておきましょう。

裏を返せば、良い日本の代理店を見つけることができれば、オフショア投資で効率的に資産形成が可能だということです。

ゆとり夫婦がメティスで積み立て投資を実践する理由

ゆとり夫婦がメティスで投資する理由は3つです。

・資産形成のスピードがNISAやiDecoよりも格段に速い

・ニーズに合わせた信託商品が選択できる

・日本語でのサポートが充実している

・資産形成のスピードがNISAやiDecoよりも格段に速い

これは私たちが投資を始めたタイミングもありますが、メティスは日本では考えられないキャンペーンを打ち出していました。

初期口座ボーナスとして投資額と契約年数に応じてボーナスがもらえるというものです。

ゆとり夫婦の場合、初期口座で毎月6万円投資し、69%のボーナスがもらえるため、手数料を差し引いても約10万円投資できています。

毎月約4万円分の株がもらえるようなものなので、資産形成スピードが上がるのも当然です。

2年半の初期口座が終わり貯蓄口座に移行するとこのボーナスは適用されませんが、FIREを達成するためには、種銭は早く作れた方が良いので、資産形成の強い味方になってくれますね。

・リスク許容度に応じたファンドが選択できる

メティスでは生涯を通した資産形成を後押しするために、テクノロジー関連ファンド(リスク高)や全世界の株式と債券に投資するファンド(リスク中)など、10種類のリスク許容度に応じた商品が準備されています。

異なるファンドへの資金移動も可能であるため、1,000万円まではリスクをとって運用し、それ以降はリスクの低いファンドに変更するなど、年齢や資産額に応じた変更も可能です。

他の海外保険会社では選べるファンドが多すぎて、良い投資先が絞りにくいため、ファンド選びが難しいです。一方、メティスは商品が選びやすいので、私たちに合っているなぁと感じています。

・日本語でのサポートが充実している

メティスは日本への進出に積極的なため、日本語でのサービスが充実しています。

代理店のIFAでは日本人のスタッフが対応してくれますし、契約書や運用報告のメールも日本語なので、海外投資といえども、内容が理解しやすい仕組みとなっています。

海外投資は言語の壁があり、理解が難しい側面があるので、これは結構大きなポイントだと思います。

ゆとり夫婦は上記の理由でメティスに投資しています。

メティスをはじめとしたオフショア投資は国内投資とは異なる特徴が多く、癖が強い投資なので、向き不向きがあると考えています。

それでは、どんな人がオフショア投資に向いていて、どんな人が向いていないのでしょうか?

オフショア投資に向いている人

下記の条件を満たしている人はオフショア投資に向いています。

✔ すでにある程度の投資に回せる資金が貯まっている

✔ 契約内容を十分に理解したうえで投資を始める

✔ 継続力があり、一度始めたら途中解約はしない

・すでにある程度の投資に回せる資金が貯まっている

オフショア投資を始めるにあたって、最初に生活防衛資金を確保しておくことが重要です。

病気やケガで一時的に働けなくなった場合でも大丈夫なように、少なくとも6ヶ月分の生活費は現金で用意しておきましょう。

生活防衛資金は残しつつ、余剰資金で投資していくことで、確実に資産形成が進んでいきます。

・契約内容を十分に理解したうえで投資を始める

海外投資(オフショア投資)は国内投資(NISAやiDeco)と比較すると、ネットやYouTubeから得られる情報は非常に少ないです。

なので、契約書をしっかりと読み込み、分からない箇所は契約前に徹底的に潰しておくようにしましょう。

日本からオフショア投資をする場合は恐らくIFAと契約した日本の業者に説明を受けることになります。

契約内容を理解させずに申し込みをさせようとしたり、メリットだけを説明してデメリットを説明しない業者は信用できません。

そういった場合は詐欺かもしれないので、距離を取りましょう。

逆に質問内容に対して適切な回答をし、無理に契約させようとしない業者は信頼に値すると思いますので、オフショア投資の門戸を叩いてみても良いと思います。

・継続力があり、一度始めたら途中解約はしない

オフショア投資の解約手数料が高いのは事実なので、途中解約するぐらいなら始めない方が賢明です。

また、初期口座の金額は一度設定すると下げることができないので、無理して投資額を増やすと、生活が圧迫されて解約しなければならない事態が起こってしまいます。

基本的にクレジットカードでの引き落としになるので、自動的に口座から引き落とされていきますが、積立投資は継続が重要です。

腰を据えて長期投資できる人はオフショア投資に向いているといえます。

オフショア投資に向いていない

反対にオフショア投資に向いていない人はどのような人でしょうか。

✔ 今の生活で精一杯

✔ 投資を学ぶ気がない

✔ 短期で儲けたい

・今の生活で精一杯

「今の生活で精一杯」「余剰資金なんてない」という人は家計の見直しを優先してください。

家計を見直して3万円支出を削る、もしくは副業で3万円収入を増やし、生活防衛資金を確保すれば、オフショア投資に挑戦できる土台が整います。

FIREを目指す人にとっては自然と達成しているステップかと思いますが、お金は人生の目的ではないのであくまで余剰資金を使って、無理のない範囲で行っていきましょう。

・投資を学ぶ気がない

オフショア投資を継続していくためには、最低限の投資の知識はつけておいた方が賢明です。

投資には詐欺が付きものです。良い投資先を選んでも、その中間業者にぼったくられたら、投資資金はすべてなくなってしまうかもしれません。

なので、本当に信用できる投資先なのか、中間業者なのかをしっかり見定める目が必要です。

また、オフショア投資は長期を前提としているので、自分の投資商品が下落した際でも淡々と買い続けることが資産を増やす近道です。

下落時に狼狽売りしてしまわないように、自分が価値のあるものに投資していると自信を持っていることは大切です。

そういった意味で、投資を学ぶ気がない人は、オフショア投資に向いていないといえます。

・短期で儲けたい

オフショア投資で博打をするのもあまり向いていません。

リスクとリターンは表裏一体なので、利回りを上げようとするとどうしても損するリスクも高くなってしまいます。

短期で儲けたいのであれば、投資で増やす力ではなく、稼ぐ力を伸ばしましょう。

まとめ

今日はメティスでの投資はありなのか、そしてどんな人がオフショア投資に向いているのかを解説しました。

結局のところ、自己責任で投資判断を行っていける人はオフショア投資に向いているといえます。

海外投資と国内投資、どちらにも良さはありますが、少子高齢化が深刻な日本の現状を考えると、海外と国内で財布を分けておくメリットは大きいと考えています。

日本の金融は海外に後れをとっており、海外には日本よりも優れた金融商品があるのも事実です。

日本において、国内投資(NISAやiDeco)に関する情報はあふれていますが、海外投資に関する突っ込んだ情報は中々得にくいのが現状です。

なので、オフショア投資を実践中のゆとり夫婦が情報発信をしていくことに意義があると考えています。

投資対象を考える際には国内投資だけでなく、海外投資も選択肢に加えてもらえるようになってくれると嬉しいです。

今日はここまで。だんだん(^^)/

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この記事を書いた人

旅行とテニス好きの男。
夫婦でオーストラリアへのワーホリを計画中。
ワーホリや留学に挑戦するカップルを応援するために情報発信します。

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