近年、日本では銀行預金の低金利が続いており、「貯金をしても増えないので、投資をしよう!」という風潮が強くなっています。
その投資先は日本国内ではなく、海外を選ぶ人が増えています。海外に投資するにはたくさんの選択肢がありますが、オフショア投資がそのひとつです。
そして、オフショア投資は世界の富豪たちが実践する投資手法でもあります。
ゆとり夫婦の預金残高は富豪レベルとは程遠いですが(-_-;)、思いの外小額から始めることができ、NISAやiDeCoにはない良さを感じているので、投資しています。
この記事では「オフショア投資が有望な投資先となり得るのか」をゆとり夫婦の見解を交えながら解説します。
オフショア投資ってなに?
オフショア投資では世界中に点在する「オフショア」に投資します。
オフショアはいわゆるタックスヘイブン(租税回避地)と同義で、世界に100か所以上あるといわれています。
タックスヘイブンでは所得税、法人税、譲渡益税(キャピタルゲイン税)、配当利子税、売上税、相続税を無くしたり低率にして世界中の資本や企業の流入を促します。
租税は日本でいう「税金」です。つまり税金を回避するための地域がオフショアです(完全に回避はできませんが)(-_-;)オフショア地域の大半が観光以外に財源のない小さな国で、企業に有利な税制を整備することで、資金の流入を図っています。
企業の社長や投資家は、税金がとられ放題の自国の法律ではなく、自分に有利な法律で資産を守りたいと考えます。そこでオフショア投資が有力な選択肢になります。
~オフショアの例~
アジア地域:香港・シンガポール・ラブアン島
ヨーロッパ地域:モナコ、スイス、ルクセンブルク、マン島
地中海と中近東:バーレーン、ドバイ、キプロス島、マルタ島
中央アメリカ:ベリーズ、パナマ
南太平洋:クック諸島、西サモア、バヌアツ
オフショア投資のメリット
このオフショアではその地域特有の法律によって資産が守られます。そしてオフショアは「投資のために整備された地域」なので、日本ではありえない好条件で投資をすることが可能です。
①高利回り
オフショア投資のファンドは高利回りの商品が多いのが特徴です。
というのも、オフショアでは金融業が非常に盛んなので、世界中から優秀なファンドマネージャーが集まります。その人たちが商品を作り、運用しているので、利回りもおのずと高くなります。
ゆとり夫婦の運用しているファンドでは、利回りが高いファンドでは年利約15%、全世界ファンドでも年利約10%という驚異の運用成績です(゚Д゚;)
②ボーナスで株がもらえる
これは最初に聞いたときは衝撃だったのですが、選ぶ投資先によっては投資した資金に対して60%~70%程度のボーナスがもらえます。例えば6万円投資したとすると67%のボーナスがもらえるので、
60,000円×1.67=100,200円
つまり、4万200円分の株が毎月ボーナスとしてもらえるのです(゚Д゚;)×2
この待遇は日本では絶対あり得ません。運用利回りと入金力は資産形成のスピードに直結するので、リタイアまでの期間を短縮したいと考える人にとっては一考の価値ありです!
オフショア投資のデメリット
①手数料が高い
利回りが高い分、手数料も高いのがオフショア投資の特徴です。ただ、手数料を引いたとしても十分な運用利回りが残るので、「差し引きで増えればOK!」というのが私たちの考え方です。
②資金拘束期間がある
あくまでゆとり夫婦の投資先の話になってしまいますが、高い運用利回りと引き換えに、資金の拘束期間があります(約2年6か月)。その間は投資金額を増やすことはできても減らすことはできません。
ある程度まとまった資金がある人、直近で大きな出費がない人にとってはデメリットに感じないかもしれませんね。
ゆとり夫婦がオフショア投資を実践する理由
オフショア投資をすることで、財布を日本と海外に分けておくことができます。
この財布を分けておくメリットは大きく分けて2つあります。
①海外生活に便利
私たちは将来、海外生活を視野に入れています。日本の通貨は円ですが、海外の基軸通貨はドルです。海外に住む場合、日本の銀行口座や証券口座だけでは使い勝手が悪く、円からドルへの変換も必要になってきます。
オフショア投資をしておくことで、資産をドルのまま保有でき、海外でも引き出し時も制限なく取り崩すことができます。
②日本の経済危機への備え
実は日本はかなりの借金大国です。加えて少子高齢化も急速に進行しており、社会保障費はこの先も膨れ上がっていくことが予想されます。世界の3大投資家である、ジム・ロジャーズも日本に対して警鐘を鳴らしており、この先円の価値が大きく下がり、物価が上がることも考えられます。
また、日本で大地震が起こり、家や財産がなくなってしまえば、日本にある全ての資産は差し押さえになります。ですが、海外に別の口座を持っておけば、その資産は差し押さえになりません。
有事の際に家族や大切な人を支えていくためにもオフショア投資は有効な手段となり得ます。
まとめ
日本人にとって投資はやったほうがいいものではなく、必要なものであると認識しています。
オフショア投資と聞くと少し怖さを覚えるかもしれませんが、どのような投資方法があるのかを知っているだけでも選択の幅が広がります。
投資手法は千差万別なので、自分に合った方法で資産形成を進めていきましょう。
今日はここまで。だんだん♪
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