今回は夫婦で留学やワーホリを考えている方向けに、夫婦で留学やワーホリに行くメリットやデメリットを解説します。
結婚したけど、海外生活への憧れが捨てられない!
夫婦での留学やワーホリはハードル高いのかな?
実際に夫婦で留学やワーホリに行っている人たちもいるよ。
とはいえ、いきなり海外へ行くのは不安だね(-_-)
まずは、2人で留学するメリットとデメリットを考えよう。
ここで言う夫婦は、籍を入れた関係を指しますが、未婚のパートナーと行く場合にも当てはまることです。
また、留学場所は特に限定していません。
夫婦で留学することが可能か不可能かで言えば、もちろん『可能』ですし、そんなチャレンジングな夫婦が増えてほしいと思い、この記事を書いています。
子供がいる場合、ワーホリビザでの渡航は基本的にできませんが、留学という形では可能です。
たとえ自分かパートナーのどちらかが留学に行ってみたいと思っていても、実際に行動に移する人は少数派です。
留学に行きたくても行かない、もしくは行けないのには必ず理由があります。
この記事がそれらを整理するのに役立てば幸いです。
夫婦での留学は不利?
「夫婦で留学」と聞くと人によって全く違うとらえ方をします。
活発で海外に興味のある人なら「チャレンジングで良いね!」と言ってくれるかもしれませんが、
保守的な人や、心配性の人なら「やめておいた方が良い」と言うかもしれません。
自分に近しい家族や友人ほど、善意からストッパーになります。
夫婦で挑戦するとなると、さらに説得する人数が多くなりハードルが上がります。
そんな状況で周りを説得して協力を得るためには気持ちだけでなく、数字も交えて話すと効果的です。
そこで、ゆとり夫婦の対策としては、英語力(TOEIC600点以上)、資金力(留学費用200万円/人)の2つは数字で示せるようにしておこうと考えています。
夫婦で留学するメリットは精神面と経済面
渡航先で支えあうことができる
夫婦で留学する一番のメリットがこれではないでしょうか。留学は孤独になりがちです。
その孤独に耐え切れずにすぐに帰国してしまう人も多くいます。
その点2人なら、お互いの苦労をねぎらうことができます。
一緒に暮らしていれば、家事を分担できます。
掃除や洗濯、食事準備は必要ですし、自炊中心の場合、食事準備に費やす時間が多くなると予想されます。家事を分担できるのは、時間節約の意味でも非常に有利と言えます。
食事の際には、その日起こったことを話し合うこともできるでしょう。人に話すことは、アウトプットの良い機会です。
学んでいる言語で話し合ってみると、新たな発見があって面白いかもしれませんね。
留学生活は確実に人生の財産になります。
夫婦の絆を再確認するひとつの試練として、留学をとらえてみるのも面白いのではないでしょうか。
2人で暮らすことで生活費を抑えることができる
留学には金銭的な心配が付き物です。
留学先として人気のアメリカやカナダ、イギリス、オーストラリア等は日本より物価が高く、家賃や食費がかさみます。
一人暮らしをしていると、生活費のすべてを一人でまかなう必要がありますが(シェアハウスや寮を活用して抑えることも可)、夫婦で暮らしていると、生活費は基本的に折半できます。
滞在期間を長くとるためにも、固定費は賢く抑えて、現地でしかできない経験にお金を使えるようにしたいものです。
情報共有がしやすい
留学先では、有益な情報をどれだけ得られるかがとても重要です。
夫婦で留学に行くと、現地で各々のコミュニティーに属することになるため、そこで得られた情報を家でシェアすることで、得られる情報量が多くなります。
これも気の知れたパートナーと留学に行くメリットの1つです。
夫婦で留学するデメリットは「準備が大変になること」と「英語環境に浸りにくいこと」
渡航前の準備が複雑になる
渡航前には様々な準備が必要ですが、夫婦で留学に行くとなると当然2人分の準備が必要です。
日本で2人以上で住んでいる場合、荷物もかなり多くなってきます。
留学に際し、荷物をどこに預けておくかも考えなくてはなりません。実家やトランクルーム、賃貸を活用する方法がありますが、私たちは協力が得られれば、実家に預けておこうと考えています。
また、夫婦で仕事を辞めて渡航する場合、お互いの退職時期や帰国後の就職先も問題になってきます。
再就職は看護師や教師等の専門職であればハードルは下がりますが、留学先で得るものを得て帰国すれば、問題ないのかなと楽観的に考えています。
渡航先で外国語環境に浸りにくい
わざわざ海外まで留学で来ている理由の1つには「外国語の習得」があるはずです。外国語を習得するためには、外国語を学べる環境に身を置くことが重要です。
ですが、夫婦で生活していると、シェアハウスなどで寝る直前まで外国語に触れている留学生と異なり、家では日本語を使うかもしれません。
安心して生活を送れる半面、外国語に触れる機会が減ってしまうことが懸念されます。
この点に関しても、「留学中は家でも極力英語を使用する」や「語学学校では学生寮に入る」ことで、外国語環境に身を置く工夫をすることは可能です。
子育て時期の遅れ、現地出産の不安
上記以外に考えられるデメリットとして、ゆくゆくは子供が欲しいと思っている夫婦にとっては、子育て時期が遅れることもデメリットのひとつと言えます。
妊娠や出産、子育ては高齢になるほど体への負担が大きくなります。
留学中に子供ができたら帰国するか、現地で対応するかどちらかになるかと思います。
日本に帰国してから出産する場合は、計画していた留学を中止する必要があるかもしれません。
現地で出産する場合には、慣れ親しんだ土地ではないため、不安の大きい中での出産となります。
海外は日本と比較して医療制度が整っていない国の方が多いため、医療制度や産婦人科はよく調べておく必要があります。
私たちは、子育て時期が1~2年遅れたとしても、自分たちがやりたいことしたうえで子育てに移行したいと思っています。
「子供がいたからやりたいことができなかった」と思いたくないですし、その方が産まれてくる子供にも良い影響を与えることができると思っています。
自分たちが広い視野をもって子供と接することで、子供も海外の文化に興味を持ったり、いろんな考え方の人がいるんだと分かってもらえれば、すごく嬉しいです。
夫婦の留学は大変だけどやる価値はある
今回は夫婦で留学するメリット・デメリットを紹介しました。
夫婦での留学は単身留学と比較してハードルは高くなります。
それでも、お互いが望むのであれば、チャレンジする価値は十分にあります。
現在私たちは留学に向けて英語や資金調達を頑張っていますが、1つの目標に向かって2人で試行錯誤ながら進んでいくのは楽しいものです。
「留学に興味はあるけど、何から始めたらいいか分からない」という方は、社会人向けの無料セミナーも数多く出ていますので、まずは参加してみることをオススメします。
人生は一度きりです。型にはまらない、自分だけの人生をデザインしていきましょう!
今日はここまで。だんだん(^^♪
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