私たちは先月結婚式を挙げました。
5月8日からコロナは第5類になったので、結果的に良いタイミングで挙げることができました。
結婚式の感想は… 控えめに言って最高でした!
めちゃくちゃ準備を頑張ったので、当日は2人とも楽しむだけと決めていました。
とはいえ、準備はすごく大変でした(-_-;)
この記事を読むことで、結婚式準備で失敗しないコツや、準備の際の優先順位の付け方が分かります。
結婚式を先に挙げた人のリアルな声として、是非参考にしてみて下さい。
①式場選び
②招待状準備
③ドレス・タキシード選び
④宿泊・メイクの手配
⑤料理
⑥動画準備
⑦小物準備
⑧資金繰り
①式場選び
式場選びは、親ともめました。
ゆとり夫婦は堅苦しい雰囲気は嫌だったので、アットホームな雰囲気が作りやすく、かつ予算を低く抑えられるゲストハウスで挙げたいと考えていました。
ですが、親からは予算が上がっても、サービスの質や遠方ゲストの宿泊を考慮して、ホテル婚にして欲しいと言われました。
ゆとり夫婦としては留学のこともあるので、ここで致命的に貯金を減らすことは許されません。
新郎新婦と親の要望を満たすため、5会場を比較した結果、ホテルの中にゲストハウスが入っている珍しい式場を発見し、そこで結婚式を挙げることに決めました。
式場選びでかなり苦労したので、式場が決まった時には、2人でハイタッチしました(笑)
これが結婚式の半年前です。
②招待状準備
親族式で友人は4人だけ呼んだのですが、それでも人数は40人オーバーでした。
招待した年齢層は基本的にデジタルに疎い世代なので、デジタル招待状ではなく、紙の招待状を選択。
招待状の書式の決定から、宛名書きや封入作業を含め、2週間ぐらいかかりました(追い込まれれば、もっと早くできると思います)。
招待状は結婚式の3ヶ月前ぐらいを目途に出して、2ヶ月前には全ての返事をもらっておく状態にしておくと、余裕をもってその後の準備を進められますよ。
③ドレス・タキシード選び
ドレス選び
ドレスは式場が決まってからすぐに選び始めました。
ほとりがファーストミート(結婚式当日に初めてウェディングドレス姿を見る儀式)希望だったので、どんなドレスを選んだのかは当日まで分かりませんでした。
小物は知人に借りたり、メルカリで購入したりして、うまいこと集めていました。髪飾りはこだわりがあり、外注して特別なものを作ってもらっていました。
男にはウェディングドレスの違いが判るはずもなく、プラス10万円以内に収まればいいなと思っていました。
結局、プラン内のドレスで気に入ったものがあったらしく、ドレスに追加料金はかかりませんでした。これはかなりのファインプレーでした。
タキシード選び
タキシードは結婚式の約2か月前に決定し、1ヶ月前までに小物類(ネクタイ、カフスボタン、アームバンド、靴下、ハンカチ、チーフ、肌着、シャツ、革靴)を準備しました。
衣装にこだわりはなかったので、プラン内の白いタキシードを選択。革靴のみレンタルしました。
挙式、披露宴と両方行いましたが、衣装チェンジは行わず、ネクタイだけ披露宴で蝶ネクタイに変更しました(ネクタイ→蝶ネクタイの変更だけでも結構印象が変わるのでオススメ)。
基本見られるのは花嫁なので、ここはお金をかけるところではないと判断しました。
④宿泊・メイクの手配
呼ぶ人数が多いと大変なのが、宿泊とメイク(着付け、ヘアセット、フェイスメイク)の手配。
宿泊やメイクは結婚式場から予約するよりも、自分でネットから予約した方が安い場合があります。
やり方としては、結婚式直前に一旦予約をキャンセルし、すぐにネットで部屋を取り直します。
ポイントもつくのでお得ですが、ただでさえ忙しい結婚式直前に作業を増やしたくなかったので、ゆとり夫婦はそのまま式場予約にしました。
宿泊、メイクの確定は3日前まででした。
宿泊
ゆとり夫婦は宿泊をプレゼントする代わりに、お車代は出さないスタイルにしました。
できるだけ、当日のお金のやり取りは少ない方が良いので、このスタイルは正解だったと思っています。
宿泊場所が準備しやすかったのは、ホテル婚にして良かった点です。
遠方からのゲストが多かったので、挙式は16時からにしました。
夕方から夜にかけての結婚式に少し抵抗はありましたが、当日の高揚感と緊張感を楽しむことができ、夜景も綺麗だったので、大満足です。
披露宴が終わってすぐにホテルでくつろぐことができ、美味しい朝食もついていたので、ゲストに大好評でした。
メイク
メイク(着付け、ヘアセット、フェイスメイク)は予約すれば結婚式場でしてもらえるとのことだったので、女性の親族と友人にそれぞれ案内を出しました。
自分たちだけで意見をまとめるのは大変だと判断したので、両親に協力してもらって、メイクの予約をしました。
着付けにも留袖、振袖、訪問着などの種類があり、新郎新婦との関係や、結婚しているかどうかで衣装が変わってくるそうです。
着付けの値段は10,000~12,000円(税、サービス料抜き)でした。
ヘアセットもアップスタイルとブロースタイルで選択でき、それぞれヒアリングする必要があったので、なかなか大変な作業でした。
ヘアセットは一律5,000円(税、サービス料抜き)でした。
フェイスメイクも今回は誰も予約しませんでしたが、一律5,500円(税、サービス料抜き)でした。
メイク代に関してはゲスト持ちにしてもらいました。
結婚式場で着付けやヘアセットをお願いすると値段がかなり高いので、行きつけの美容院でセットして来る人もいました。
⑤料理
料理は結婚式の満足度を左右する、とても大事な要素です。
私たちの場合は試食会があり、ドリンクと料理を選びました。
料理にはこだわりたかったので、16000円のプランよりも1000円程度高くなりました。オリジナルの食材を使ったりすることも可能ですが、そうするとかなりお値段が上がってしまうので、断念しました。
新郎新婦は普通忙しくて料理をゆっくり食べる暇はありませんが、ほとりは食いしん坊なので、合間を見つけてフルコースを完食していました(笑)
結婚式後にゲストに感想を聞くと、料理に満足している人が多く、私たちも大満足の内容でした。
スイーツビュッフェはつけませんでしたが、食後のデザートとしてアフタヌーンティーが出てきました。スイーツビュッフェにすると、食べ残りが多く出てしまうので、SDGs的にも良かったと思います。
⑥動画準備
最近の結婚式では、下記3つのムービーを流すことが多いです。
オープニングムービーのみ自作しました。
他は外注する形になりましたが、オープニングムービーだけでも、慣れていないとかなり時間がかかります。
動画制作は夫(ゆとり)が担当しました。使ったソフトは「Power Director」で、初心者でも使いやすかったです。
元々無料版を使って作業していましたが、無料版では焼き増しの際に、「Power Director」というロゴが動画の右下に入ってしまうことが発覚。
急遽有料版に変更しました。すると、ソフトが無料版と有料版で異なるのか、今まで作成していた動画データがうまく読み込まれず、結局作り直す羽目になりました(結婚式3日前の話です( ;∀;))。
ソフト自体は使いやすいので、Power Directorを使って動画作成する場合は、最初から有料プランで作成することをオススメします。
エンドロールムービーは好みによりますが、結婚式のラストを華やかに彩ることができますよ。
値段は20万円前後ですが、これは式が終わってからも何度も家で見返せるので注文しておいて損はないと思います。
・オープニングムービー:新郎新婦入場前に流れる。自作可能。
・プロフィールムービー:新郎新婦の中座中や、披露宴の歓談中に流す。自作可能。
・エンドロールムービー:新郎新婦退場後に流す。自作不可。
⑦その他小物
小物準備は主に妻(ほとり)が担当。
幸い、知り合いに器用な人がいたため、結婚証明書とリングピローは立派なものを作成してもらいました。
結婚証明書はすべてのゲストが触れる小物です。
1~3万円はかかると思いますが、外注する価値はあると思います。
自作ももちろんできますので、気になる方は調べてみて下さい。
他に準備した小物はウェルカムスペース用の写真やウェルカムボード、ウェルカムドール、ケーキトッパー、メニュー表、ドリンク表、装飾用小物、プチギフトです。
席札や席次表は会場手配だったので、配置を決める以外は特にしていません。
写真は2人が映っているものを80枚ほど準備して、洗濯ばさみと麻ひもで繋ぎました。写真のプリントには「しまうまプリント」を利用。早くて安くて綺麗に印刷してくれるのでオススメです。
ウェルカムボードはゆとり夫婦は予算と時間の関係でコンビニ印刷(厚紙)した写真を額に入れて飾りました。余裕があればキャンバスプリントでも良かったなと思います。
ウェルカムドールは今年の干支になぞらえて、ドレスとタキシードを着せたウサギを準備しました。これはなかなか可愛いと評判でした。
ケーキトッパーや装飾用小物はネットや100均で購入しました。100均はコストダウンの味方です。めちゃくちゃ便利ですよ!
メニュー表は人数分、ドリンク表は1テーブルに2枚準備しました。
ドリンク表はトレーシングペーパーに印刷することで、高級感をプラスしました。
プチギフトは料理好きなほとりの希望で手作りすることに。前もってクッキーを焼き、最後に配りました。これもすごく好評でした!
小物は正直ぎりぎりになっても準備が間に合います。
ですが、結婚証明書、リングピロー、ウェルカムボードは外注、自作どちらにしろ作成に時間がかかるので、1ヶ月前には準備を済ませておくと安心です。
⑧資金繰り
結婚式には式場に払う額として、308万円かかりました。
予算は300万円で組んでいたので、少々オーバーしましたが、40人規模の結婚式としては、かなり頑張った方だと思います(*‘∀‘)
3日前までに支払うようにとのことだったので、両親の助けも借りながら、何とか工面できました。
私たちは共用の口座として使用している住信SBI銀行の口座から振り込みました。
銀行から308万円を振り込むときには、手が震えました。この金額が1日で消費されるのですから、結婚式は意地でも良い日にしようと思いました(;_;)/~~~
自分たちが結婚式でやりたいことを伝えたうえで、費用をどういった形で負担するか、新郎新婦両方の両親と話し合いましょう。
両家で折半したり、新郎新婦が多めに払ったり、ここの考え方は家によりけりです。
お金の話はなかなかセンシティブな問題なので、切り出すのが難しいですが、早めに相談するようにしましょう(私たちが本格的に資金繰りの話をできたのは約3ヶ月前です)。
結婚式は楽しければ良いという訳ではない!
最後に残酷な現実を2つお話しします。
1つ目は結婚式は「自分たちがただ楽しければ良い」という訳ではないということです。
育ててくれた両親や親族、遠方から足を運んでくれるゲストのことを想って作り上げていくのが結婚式だと思います。
安くないご祝儀を払ってまで出席してくれるのですから、こちらも相応の対応はすべきです。
完璧でなくても、感謝が伝わるように、心をこめて準備しましょう。そうやって作り上げた結婚式は、ゲストの方々に響くはずです。
2つ目は「結婚式にかけた金額が満足度に直結する訳ではない」ということです。
大金をかけて結婚式を作り上げても、そこに「2人らしさ」が欠けていれば、味気ない式に終わってしまうことでしょう。
動画や小物類を自作するのは大変ですが、オリジナリティを出すには自作も良いものです。
結婚式は「2人の人物像」や「2人の軌跡」、「将来の2人の姿」を投影します。時間はかかってしまうかもしれませんが、費用節約と2人らしさを出すために、積極的に自作していきましょう!
結婚式が夫婦のゴールではありません。結婚式にお金をかけすぎて、後の生活とのバランスを見誤ると、後悔する羽目になるかもしれませんよ。
ブライダルローンという借金もできるそうですが、借金までして、無理して結婚式を挙げる必要があるとは私には思えません。
それなら、最初から予算をしっかり決めて、その範囲で楽しめる方法を探すべきです。
結婚式を特別な1日にするために
結婚式は夫婦にとって特別な日であることに違いはありません。
結婚式成功の最後のポイントは、できる限りの準備はしたうえで、当日は思いっきり楽しむことです。
♪主役の幸せはゲストにも伝播します♪
オリジナリティ溢れる結婚式を作り上げてください。
結婚式準備で大変なのに、長々と失礼しました(-_-)
では、今日はここまで。だんだん(^^♪
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